医療法人孟仁会 ひでんいん(悲田院)クリニック 神経科・内科・精神科




ひでんいん(悲田院)クリニックの心がけ

アルコール専門外来

 当院は昭和56年、全国に先駆けてアルコール依存症専門診療所として開院し、通院治療に取り組んでまいりました。(当時名称:【医療法人弘心会 小杉クリニック本院】 平成27年より現在の名称に変更)
 アルコール依存症の治療と言えば、かつては入院治療が主流でしたが、開院以来「治療の3本柱」を有効に活用した外来治療を実践し、多くの回復者を生み出してきました。

◆◇◆ 外来治療のメリット ◆◇◆

  • 精神科病院への入院よりも、本人にとっても、家族にとっても、治療に対する抵抗が少ない
  • 強制的な断酒とは違い、本人がやめていこうという主体性が尊重されやすい
  • 通院回数や通院時間(夜診帯などの利用)など、治療形態が柔軟である
  • 隔離された状態ではなく、地域の中で治療を行うため、地域の自助グループに参加しやすい
  • 特別な状態の中ではなく、日常生活を送る中でお酒をやめていくことが、本人の自信につながる
  • 家族が、本人がお酒をやめていく努力をしている姿、または回復していく姿を見やすい
  • 日常生活の中で治療が行われる為、様々な生活問題やアルコールによって引き起こされた障害や、回復過程で現れる課題に、その都度、必要に応じた援助ができる
  • 個々の回復の流れに沿って、長い目で見た関わりが可能である

 




 




12:30-13:30
ミーティング







※ 上記ミーティングは、院外の当事者の方やご家族の方も参加可能です。
  詳しくは、お問い合わせください。

   
AAメッセージ
第1(月) 13:30〜14:30
大阪マック メッセージ
第2(金) 13:30〜14:30

※ 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、メッセージは一時中止となっております。

一般精神科外来



 心の不調は、どんな人にも起こります。
 一人で抱え込むより、一度、思い切って相談してみませんか。
 以下のような症状がある方は、早めの受診をおすすめします。


・寝つきが良くない 夜中によく目が覚める 熟睡できない
・憂うつな気分が続く
・自分はだめな人間だと考えてしまう
・やる気が起きない
・何となく不安でイライラする
・食欲がない または 過食気味である
・有るはずのないものが見える
・誰もいないのに声が聞こえる
・人が恐い 人にじろじろ見られているように感じる
・現実感がない
・物忘れがある


 【一般精神科外来】では、上記のような心の病気に対し、精神療法・薬物療法を行っております。

減酒治療について


 アルコール依存症は、飲酒のコントロールを失う病気です。
 飲酒量のコントロールを失うほか、時間・場所・場面に適した飲酒ができなくなる病気です。

 飲酒(アルコール)のコントロール障害であるアルコール依存症からの回復には、「断酒」の開始と継続が最も有効であることは明らかです。
 しかし、様々な事情により、「断酒が難しい」状況の患者様のために、当院では、断酒に至るまでの段階的な目標設定として、減酒治療の相談も承っています。


 【 主な対象の方 】
・大量飲酒が心配な方
・飲酒に関する問題でお困りの方
・健康診断等の異常について、アルコールが原因と指摘された   等


※ アルコール依存症からの回復および予防には、「断酒」が最も有効です。
  「減酒」が難しいと判断される方には、「断酒」治療をお勧めすることがあります。



 【 減酒治療 】
・目標の設定
・飲酒状況の記録
・定期的な外来受診
・主治医のアドバイス(心理社会的治療)
・減酒薬(セリンクロ錠(成分名:ナルメフェン))の処方(※)

※ 処方には一定の条件があります。
  主治医から服用が適切と判断された場合のみ処方されます。


 減酒治療については、詳しくは当院までお電話ください。


 【 初診の方へ 】
 初診予約の際には、必ず「減酒治療の相談」とお伝えください。

 正確な診断・今後の治療方針等、丁寧にご相談させていただくため、初診の際には時間がかかります。
 来院後、まずソーシャルワーカーが現在の症状、治療歴、生活歴、治療のご意向などをお聴きしたのち、医師の診察となります。




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